木村拓哉さん主演ドラマ『エンジン』全話ネタバレ!

「木村拓哉さん主演ドラマ『エンジン』全話ネタバレ!」

こちらをご紹介します。

この記事を読むとわかること↓

エンジン全話ネタバレ!

エンジン視聴者の感想

2005年に放送された、ドラマ『エンジン』。

なんで今更?って思うかもしれません。

なんとこの作品、『Believe-君にかける橋-』と同じ脚本家さんなんです。

つまり、木村拓哉さんと脚本家・井上由美子さんのタッグ作品!

これは見逃せませんよね。

『Believe-君にかける橋-』が放送終了してしまった今、キムタクロスが起きてることと思います。

そこで、キムタク主演の過去作品を見返してみませんか?

しかし、中にはこんなお悩みも。

視聴者
  • 内容が気になるけど、1話から見てる時間無い…
  • ネタバレだけ知りたい!

など、気になりませんか?

そこで今回は『エンジン』に焦点を当て、1話~最終回までのネタバレを詳しく調査してみました。

それぞれの話数が長いため、分けて読むことをおすすめします。

ということで「木村拓哉さん主演ドラマ『エンジン』全話ネタバレ!」

こちらのタイトルで情報を紹介していきます。

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ドラマ・エンジン

ドラマ『エンジン』のあらすじは以下の通りです。

神崎次郎(木村拓哉)は世界的に有名なレーシングドライバー。
彼はフォーミュラカー(設定上は国際F3000)を運転し、チームからも絶大な信頼を得ていました。
しかし、外国人のチームメイトとのトラブルで契約を解除され、年齢的な問題もあり、やむなく日本へ帰国することに。
次郎は一時的な居場所を見つけるために、以前家出をした実家に戻ります。
しかし、彼が知らないうちに、養父と義姉は実家を児童養護施設に転用。
そこには家庭環境の問題や虐待など、さまざまな背景を持つ子供たちが。
彼らは家族と一緒に暮らせずに心に傷を負っていました。
そこで、理想主義の保育士・朋美や現実的な指導員・鳥居などが子供たちの世話をしていました。
次郎と身寄りを失った子供たちとの交流が始まります。
彼は再びサーキットに戻ることができるのでしょうか…?

ドラマ・エンジン全話ネタバレ!

それでは、1話から順番に見ていきましょう!

ネタバレ第1話:『13番目の子供現る』

ヨーロッパサーキットのモーターホームでレーシングスーツを着込む男。

その男の名前は、神崎次郎。

コース上で、次郎は後ろから接近するファーストドライバーのマシンに煽られました。

結果、2台はスピン。

ファーストドライバーと次郎は、殴り合いにまで発展してしまいます。

次郎は結果的にチームから解雇されてしまいました。

1か月後、草間周平という少年が『風の丘ホーム』に。
ともみ先生が周平を出迎えます。
職員室では園長先生とげんにぃが周平の到着を温かく迎えました。
夫婦は里親として周平を引き取ったが、なついてくれないので施設に返すことにしたと。
園長先生は夫婦に「要するに、ペットですか」と怒ります。
ちぃねぇが落ち着かせようとしましたが、夫婦は責任転嫁を始めるありさま。
園長先生は怒りが爆発しそうに。
その時、ともみ先生が入ってきて、周平が行方不明になったと報告。

周平は駅にたどり着きましたが、ポケットには数十枚の小銭しかありません。

どうにかしようと考えた周平は、改札口を出てきた次郎にお金を貸して欲しいと頼みました。

しかし次郎は、お金を貸す気はありません。

周平を無視して、公衆電話から『風の丘ホーム』へ電話をかけました。

周平は次郎から1000円札を取り上げ、防犯ブザーを鳴らします。

次郎を変質者だと思ったともみ先生。

とっさに、周平をかばいます。

「誰あんた?」
「あなたこそ、子供相手に何してるんですか?」
「あんたこいつのかあちゃん?言ったほうが良いよ。こいつ千円ひったくってるから」と言ったとき。
次郎は、ちぃねぇに頭をたたかれます。
「ねえちゃん…」
「これ、弟」と言うちぃねぇ。
しかし、ともみ先生はまだ気づきません。
警察を呼ぼうとするともみ先生に、ちぃねぇは再度「だから、弟だって」と言います。
周平はそっと千円をポケットにしまいこみました。

夕食の時間、みんながテーブルにつきます。

「今日から一緒に暮らす周平くんだ」と紹介されますが、拍手するのはともみ先生のみ。

次郎はなかなか食堂に入れません。

「ここには一つだけルールがある。晩飯はこうやってみんなで揃って食べるんだ。」

「あとは自由だ。ただしな、毎日みんなとうまいメシ食えるように責任もって生活してくれ。できるかな」と。

次郎は、学年順に自己紹介している中で、調理師の瑛子さんに押し出されました。

みんなの視線が集まり、自己紹介。

「実はオレ、レーサーなんだ」

「ふーん」と子供たち、反応がありません。

園からの帰り道、げんにぃとともみ先生が話しています。
「変人といえば園長もかなりの変人だから。普通、教師やめて養護施設なんかやらないでしょ」とげんにぃ。
「子供たちかわいいですから」
「君ほんとにあいつらがかわいいの?やっぱ、大学院出の先生は志が高いのかな?」
「お疲れさまでした」

次郎が『チーム・イチノセ』に現れます。

メカニックのテツヤが次郎を迎えました。

たまきは次郎に「立ち入り禁止ですよ、部外者は」と伝えます。

比呂人の撮影会が行われている中、次郎は一之瀬監督に走らせてもらえないですか?と頼みます。

しかし、監督は「うちには良いドライバーがいるんだ。」と次郎に伝え、去りました。

「監督!オレ、走りたいんです!」と叫びますが、次郎を相手にしてくれるところはどこにもありません。

部屋を片づけていた周平。
帰ってきた大輔と目が合います。
大輔は周平が片付けた荷物を全部落とし、勝手に片づけたことを怒っていました。
周平になぐりかかる大輔。
止めに入ったともみ先生は大輔に突き飛ばされて机に額をぶつけてしまいます。
その時、次郎が帰宅。
荒れている部屋を見て「なんだよ、これ…」と一言。
そして、ともみ先生の顔を見て「あ、顔腫れてない?」と出ていきました。

ともみ先生はバスの中で、打ったひたいを押さえていました。

窓の外では、次郎がアイスをくわえたまま1本を差し出し、窓を開けるように合図。

「それ、子供たちのおやつです」と、ともみ先生。
次郎は「殴られたときは冷やすのが一番っしょ?」と言いながら半分のアイスを渡しました。
「殴られたわけじゃありません。止めようとして、机にぶつかっただけです」と説明。
しかし、次郎は「どっちでもいいでしょそんなこと」とアイスを食べながら立ち去りました。

最終的に、ともみ先生は次郎にもらったアイスでおでこを冷やします。

夜になり、園長先生は七恵を寝かしつけていました。
そこに次郎が来て少しの間、居てもいいか聞きます。
まだ園長先生は、子守り歌。
次郎は一度部屋を出ましたが、再び園長先生の元へ。
次郎は園長先生に、「自分がレーサーになったことで家族に迷惑をかけたとは思ってるけど、自分だって好き勝手やってるじゃないか」と怒りをぶつけます。
その時、七恵が起きてしまいました。
園長先生は七恵の母親が高校生で、家庭を持つことができないためここにいることを説明。
最後に、園長先生は次郎に「家族を大事にしろって言うけれど、家族を失った人のことはあんまり聞こえてこない」と話しました。
そして園長先生は次郎に、「ここにいたいならなんか仕事をしろ」と。
次郎は「無理だからね、絶対。子守りとか」と答えます。
園長先生はニカっと笑いました。

翌朝、次郎はホームの前に置き去りになっていた車を洗っていました。

子供たちを送るために車を準備し、駅前まで送ります。

春海や美冴などは乗りません。

途中でバスが停止し、次郎は子供たちと口論。

最終的に、子供たちはバスから降りて歩いて登校することに。

故障したバスに取り残された次郎は不機嫌なまま終了します。

寒咲

口の悪い次郎と、傷付いた子供たち。
これからどうなっていくのか楽しみですね!

ネタバレ第2話:『0からの始動』

2話は夢落ちからのスタート。

ちぃねぇが次郎を布団から引っ張り出しました。
次郎はちぃねぇから仕事するよう言われます。
ともみ先生は子供たちを学校に送り出そうとしますが、間に合わず、職員が総出で手伝います。
次郎はようやく起きてきました。

次郎は、子供たちを送るためにバスに乗ります。

春山神父は、次郎を見つけると神の話しを始め、バスに乗せてくれと。

しかし、次郎は「いや、タクシーじゃないんで」と返答。

そのころ、風の丘ホームでは美冴のことを話し合っていました。
部屋に大学の資料があったと。
学校に確認すると、実は進学したいと思っている様子。
「あいつは就職するっていってましたよ、はっきり」とげんにぃが言います。
試験に合格すれば奨学金もあると、ともみ先生。
「私に任せてもらえないでしょうか。責任もってやりますので」と、ともみ先生が言います。

バスは子供たちを下ろします。

俊太におしっこしたいと言われ、焦る次郎。

人目につかない場所に連れていくと「出なくなっちゃったよ」と。

「シーシーと次郎が言ったとき、公園を赤いテスタロッサが通り過ぎます。

次郎は「なにやってんだ?おれ?」とつぶやきました。

マシンのお披露目で記者が集まり『チーム・イチノセ』のレーサー、菅原が出席。
次郎は監督に会わせてもらえません。
菅原は若くしてカートを始め、父親は医療機器メーカーの社長でスポンサーが豊富。
たまきは「早く走るだけがプロじゃない」と指摘。
次郎は自分の栄光の写真を見て「オレまだ終わってないって」と呟きます。

風の丘ホームでは、ともみ先生が美冴の机を移動していました。

美冴は大学には行かないから一人になる必要はない、と。

美冴と部屋が離れることに泣き出してしまうユキエ。

部屋では「あーあ、こうなると思った。」と奈央と春美が話していました。

大輔も、げんにぃに1人部屋にしてくれるように頼みます。

部屋数が足りないから、とげんにぃは断りますが不満そうな大輔。

「だから反対したのに…」とげんにぃはつぶやきました。

そこに次郎が帰宅。

廊下にある机を見て、部屋に戻します。

次郎は部屋で電話をかけていました。
そんな中、子供たちが次々と声をかけてきます。
子供たちは次郎の私物で遊び、次郎はそれを足で制します。
電話が終わると「まだまだ行けるじゃん。オレ」と、かつての会社の名刺を片付けます。
そして子供たちを背中に乗せ、筋トレを始めました。

ともみ先生は美冴に奨学金で進学できるリストを渡しながら、美冴に希望を持って巣立って欲しいと。

一方で、ユキエは美冴に謝罪。

美冴は空回りするともみ先生にイライラしている様子。

次郎は後藤社長と食事をしながら、後藤社長の車への愛や将来の引退について話し合います。
後藤さんは次郎に引退後は思う存分酒が飲めるだろうと。
次郎は、まだ引退しておらずスポンサーを探していることを伝えます。
後藤さんは次郎に個人的に応援していると伝え、帰って行きました。

ともみ先生はパソコンで大学について調べていました。

げんにぃから「熱心ですね」と声をかけられ、手応えを感じたともみ先生は喜んでいます。

しかし、げんにぃは「そう簡単には」と注意します。

そのとき、学校から「美冴が試験中に抜け出した」という連絡が。

美冴は、河原で家族のことを思い出していました。
修学旅行から家に帰っても、誰もいません。
家族を探す美冴。

目の前には、子供の手を引く母親の姿。
それを見て、ともみ先生からもらった大学のリストを川に捨てます。

美冴は大学受験をしないと決意、両親が修学旅行中に家を出て行ったことも明らかに

美冴は周囲の期待に応えることに抵抗を感じている様子。

ホームでは、夜ご飯のためにみんなで美冴を待っていました。

美冴が部屋から出てこないため、次郎は怒って彼女を呼びに行きます。

「つきあってらんねーよ、もう」と次郎はバスに乗りました。
しかし、エンジンがかかりません。
バッテリーを点検する様子を、ともみ先生と美冴がを見ています。
次郎はバスの修理を始めました。
「おい、制服。おまえ責任とれよ」と美冴に修理を手伝わせることに。
美冴は次郎のもとに行き、バスのエンジンをかけようとします。
次郎はともみ先生にライトを照らすよう指示。
そして、スパナを渡します。
その後、美冴が運転席に座り、エンジンをかけると、エンジンが無事にかかりました。

バスが走り出し、ホームから見ていた子供たちが驚きます。

お腹が空いている子供たちはもう待てない様子。

園長先生が紙相撲大会を提案するも、子供たちはブーイングして拒否しました。

バスが急カーブで揺れ、ともみ先生は「おろしてください」とバスを降ります。
バスの中で笑いながら「心配?」と美冴に問いかける次郎。
「全然、あんな人。余計なことばっかして、綺麗事ばっか言って。なにが他の子と同じよ、結局は不公平なのに」
次郎は、世の中は不公平しかないことを力説。
「子供のころに両親なくして、金もコネもなくてもレーサーになる人もいる。」と。
金持ちや教育を受けた人がレーサーになる一方で、ただ走りたいだけで走る人もいることを説明。
次郎は自分の過去も話し始めました。
子供の頃に両親や兄弟が突然亡くなったこと。
園長先生やちぃねぇも本当の家族ではないこと。

美冴は、「なんでそんなこと簡単に言うの?」と尋ねます。
次郎は隠す必要がないと答え、逆に美冴はなぜ家族の事を黙っているのか聞きました。
「思い出したくもないし、誰かが突然いなくなるのは嫌だ」と、寂しそうな表情。
寂しいなら言えばいい、と次郎に言われます。
「無理なんかしてない!」と次郎を叩く美冴。
「でも、ゼロじゃねーよな?なんにも持ってやつねぇ奴が、なんでも持ってるやつに勝てる可能性ってあるな。ゼロじゃねぇな」と次郎は呟きました。
美冴は「またレースの話?」と呆れている様子。
「おまえだってレースやってんだろ。おまえだけの大事なレースだよ!」
「バカみたい…」と呟く美冴。
試運転をしに出た次郎は、目的地を忘れているよう。
「抜け駆けしてご飯食べに行くんでしょ?」と言われ、次郎はそんなことはしないと返します。
バスはラーメン屋の屋台の横を通り過ぎました。

美冴と次郎が帰ってきて、ともみ先生も含めて皆でおでんを食べていました。

次郎と盛男がご飯を競い合ってもらう中、時刻はもうすぐ9時。

ちぃねぇは次郎に、好き嫌いせずにこんにゃくを食べるように促します。

次郎は、隣に座る俊太にこんにゃくを渡します。

俊太が「ありがとう」と言ったことで、バレました。

しかし、次郎は開き直って「いいえ、どういたばしく」と答えます。

美冴は「大学のことを考えていて、受けたい気持ちはあるけど部屋はユキエと一緒が良い」と話しました。

美冴がたくあんを、ともみ先生の前に差し出します。

園長先生がこんにゃくを避けているのを見て、子供たちが「園長先生もこんにゃくどけてるー。好き嫌いだー」と言います。

「親子でなさけない」とちぃねぇがコメント。

園長先生と次郎が、同時にちくわぶを取ります。

それを見た美冴は「そっか。ゼロじゃないんだ」と呟きました。

その日の夜、次郎は「かめのステッカー」をジャケットに縫い付けていました。

ともみ先生とげんにぃはホームから帰宅。

げんにぃが「よく納めたじゃないですか。ぼくだって最初は、空回りばかりでした。」と。

ともみ先生は忘れ物をしたとホームに戻ります。

ホームに戻ると、次郎はちょうどトレーニングに出るところ。

ともみ先生は、美冴に何を言ったのか尋ねます。

次郎は返事をする前に走り出し、ともみ先生は自転車で追いかけました。

「あの子たちの力になりたいんです。経験不足だけど、ちょっとでも力になりたいんです」とともみ先生は話します。

次郎に「疲れない?」と聞かれますが「疲れません」と返答。

ともみ先生は疲れていないと言いつつも座り込みます。

次郎は、サーキットを走るようにバスを転がして『チーム・イチノセ』に向かいました。
そこで監督に「自分の走りを見てほしい」と頭を下げ、スポンサーは持っていないが走ることでチームに貢献できる」と訴えます。
菅原は、テストを受けたいなら受けさせると言い、相手を引き受けることも提案。

ここで2話が終了しました。

寒咲

今回で美冴は心を開いてきつつありますね。
こんな感じで1話につき1人、子供たちがメインストーリーになるんでしょうか?

ネタバレ第3話:『人生賭けた日』

チームレーサーの比呂人が、相手を引き受けることを提案するところからのスタート。

たまきは、挑発をやめるように頼みますが、比呂人は相手側が挑発していると反論。

条件は1対1のマッチレースだと言います。

比呂人は、教え子や先輩といった関係はスマートではないと指摘し、次郎は「オレが負けたら2度と顔を出さない」と約束。

一之瀬監督は、レースの結果判断を自分に委ねるよう一喝しました。

風の丘ホームでは、家に帰る子供たちが親を待っていました。
奈央の母や、明のおばあちゃんがが迎えにきています。
「春海はまだかしら?」と母親は待てない様子。
ともみ先生が春海を部屋に迎えに行きます。

葵が「みんなどっかいっちゃうの?」と聞くと、「他におうちがあるんだよ」と返答が。
瑛子さんが「ここもおうちでしょ?」と答えます。
ちぃねぇは「こんなきれいなお姉ちゃんがいるんだからありがたいと思いな」と茶化しました。

春海の家族を乗せたセルシオが走っていきます。

次郎が帰ってきて、「あの車って?」と尋ねると、ともみ先生が春海の家族の車であることを説明。

その時、ホームで何かが割れる音が。

大輔が「帰りたくない」と暴れていたのです。

げんにぃが「暴力はだめだ」と諭します。

園長先生は「ややっこしいときに帰ってくるな」と次郎に言いました。

その後ろを盛男が通り過ぎ、泣き出してしまいます。

どうやら、お父さんが迎えに来なかったことが悲しかったよう。

周平は「親が迎えに来ない人もいれば、親が迎えに来ても帰らない人もいる」と皮肉たっぷり。

夜ご飯は、盛男の大好きなお稲荷さん。

しかし、盛男は塞ぎこんでいました。

次郎は盛男に食べるよう促しますが、げんにぃは「そっとしておいてあげましょう」と。

奈央のお父さんは入院中、病室で家族で食事。
明は、祖母と一緒に公園でお弁当を食べていました。
春海は焼肉。
お母さんは若い彼の世話を焼いています。
「早く食べなさい」と春海に言っていました。

ともみ先生は、盛男の父親に電話。

そして、「今日は急にお仕事ができたんだって」と盛男に話します。

明日迎えに来るけど、何時に来れるのか、時間はわからないと。

「おい次郎、明日盛男を家まで送ってけ」と園長先生。

「オレが?」と次郎は聞き返しました。

げんにぃとともみ先生は明日から連休だということです。

次郎は明日の午後から予定があると言いますが、園長先生は「うるさい。これはおまえの仕事だ」と厳しく言います。

その時、来客が。

「女性です」と、ともみ先生。

来客はたまきでした。

たまきは昔の携帯の番号しか知らなかったため、次郎に会いに来たとのこと。

次郎が中に入ることを提案するも、「いい。私、子供苦手だから」とたまきは答えました。

「ちゅーする?」と茶化す子供たちを、次郎は追い払います。

たまきは、次郎に明日サーキットに来ないよう忠告。

「ヒートアップするにするにきまってる」と。

たまきはファーストドライバーである比呂人のことを心配。

それに対して次郎は「絡まないようにやさーしくぶっちぎるから」と自信満々で言います。

比呂人は調整された専用のマシン。

一方、初めてのマシンで走る次郎。

明らかに不利なのは、次郎の方。

「監督、あなたにあきらめさせようとしてるんじゃないかしら」と。

彼女は「負けたら洒落になんないわよ」と帰っていきます。

まだ茶化す子供たちに、次郎は早く寝るよう促しました。

翌日、次郎は盛男をバスで送ります。
園長先生が「父親には、こっちから送ると連絡をいれた」と。
盛男の父親に会いたいと、ともみ先生も来ました。

『チーム・イチノセ』では、比呂人がたまきに次郎との関係を尋ねます。

たまきは、昔の恋人であることを話しました。

比呂人はたまきに「次郎を徹底的に叩きのめす」と宣言。

バスでは、盛男が狭い道を案内。
バスがポストをかすめるくらいの隙間をうまく通過します。
ともみ先生もその運転技術に感心している様子でした。

風の丘ホームでは、残った子どもたちでかくれんぼ。

子供たちが、部屋に逃げ込んだりして遊びを楽しんでいます。

園長先生が子供たちを探し回っていると、げんにぃがホームに。

げんにぃもかくれんぼに参加することになりました。

げんにぃと園長先生がかくれんぼ中に会話。

げんにぃが次郎について尋ねると、園長先生は「契約が決まれば出るだろう」と答えます。
その後、げんにぃは園長を尊敬していることを述べ、養護施設の重要性について力説しました。
げんにぃは、子供と接するための資格がないことに疑問を抱いている様子。
しかし園長先生は、資格や立場に縛られず子供たちと自由に接することも大切だと話しました。
げんにぃは「資格だけでなく、自覚も重要だ」と指摘。

そんな会話をしていたら、子供たちに見つかってしまいました。

ちぃねぇは、2人の会話を聞いています。

美冴はちぃねぇが本当のお姉さんではないことを「なーんちゃってレーサー」から聞いたと。

自分もお姉さんになりたいと思っていることを述べました。

盛男が乗ったバスがまだ目的地に到着していません。
次郎はバスが同じ場所をぐるぐる回っていることに不満。
「自分の家だろうがちゃんと思い出せ」と言います。
「見てくる」バスから降りる盛男。
次郎は時計を見ながら苛立ちを隠せません。
盛男が、逃げ出しました。

比呂人がマシンを用意しており、興味津々な取り巻きの女性たちがどんな人と走るのか尋ねます。

一方、テツヤは「神崎先輩、相変わらず自信家ですね。」

「慣れていないマシンだから早めに来て、いろいろと注文をつけてくると思っていたのに」と心配。

次郎とともみ先生は、逃げた盛男を追いかけます。
ともみ先生は盛男に何があったのか尋ねました。
盛男は、お父さんが約束を守らなかったことに失望。
また問題行動を続けていることを心配して、帰りたくないと思っている様子。
お父さんに会うのが怖いと感じていました。
しかし、次郎は盛男を叱責。
お父さんが立ち直って待っているかもしれないと伝えます。
盛男はアパートに到着。
盛男は一人でアパートの階段を上がります。
「おとうちゃん」と呼びかけますが、応答はありません。
そこへ男性が現れました。
次郎がともみ先生をかばって男性をよけます。
「おとうちゃん!」と盛男。
盛男は階段を下りてきました。
その様子を見守る、次郎とともみ先生。
父親がうつむきながら買い物袋を渡す様子を見て、次郎はガッツポーズ。
自己紹介をするともみ先生を遮り、「これで僕たち、失礼します」と頭を下げます。
盛男と次郎は目を細め合いました。
次郎は、ともみ先生を急いでバスに乗せます。
ともみ先生は、お父さんのことを見極めないといけないと言います。
しかし、次郎は「水いらずのほうが旨いって」
そして「いなりずし、さっき買ってきてたでしょ」と。
盛男は部屋で、父親とお稲荷さんを食べていました。

一之瀬監督の「時間だぞ」の一言でみんなが集まります。

次郎がまだ来ていないことを監督に伝える比呂人。

そこへ次郎が到着しました。

時間に遅れた謝罪と、再度のマッチレースを懇願します。

一之瀬監督は比呂人に一任。

比呂人は「やりますよ」と準備を開始しました。

次郎もジャケットのカメを触り、着替えを始めます。

わけもわからず連れてこられたともみ先生は、たまきに案内されて安全な場所へ。

「はじまるわよ。ここから見るとおもちゃみたいでしょ?バカよね。あんなものに命かけて。」
「命?」
「常に死と隣合わせなのよ。」

今から始まるレースに、比呂人の取り巻きの女性たちはワクワクしている様子です。

レースがスタートしたところで3話が終了しました。

寒咲

今回はもっちゃんでしたね!
個人的に印象に残っている話の1つなんです。
ここから、ともみ先生の次郎への好感度が上がっていく気がします(笑)

ネタバレ第4話:『小さな告白』

次郎と比呂人が乗る2台のマシンが、スタート。

次郎が歌い始めます。

次郎が抜いたところで、レースはあと一周。

比呂人が前に出ます。

その横を、強引に追い抜こうとする次郎。

たまきは「死にたいとしか思えない…」と。

次郎が勝利しました。

比呂人は「下品な走りだ!」と言い残し、立ち去ります。

次郎は座り込み、ガッツポーズ。

ともみ先生が次郎の元にやってきます。

レースクイーンたちが、次郎に群がりました。

次郎は、帰ろうとするともみ先生に気がついて「送るよ」と言いましたが、彼女は怒っている様子。
「駅まではんぱじゃなく遠いよ」と次郎。
そこに「神崎さん、監督からお話があるそうです」とたまきが来ました。

ともみ先生は不機嫌に帰ります。

風の丘ホームでは、俊太が、大事な話があるとげんにぃに呼ばれます。
竹原夫妻が、待っていました。
俊太は、固まった表情ながらも「こんにちは」と挨拶。
竹原夫婦からは「小さいのに辛い思いしたんですってね。かわいそうに。もう、なにも心配することないのよ」と励まされます。
しかし俊太は、げんにぃの後ろに隠れてしまいました。
「可哀想な思いしたんですから」と竹原さんは言って、俊太を気遣います。

子供たちは、俊太の状況について話をしていました。
「養子って?」と疑問を持つ葵。
「あの人たちの子供になるってこと」と美冴が説明します。

『チーム・イチノセ』では一之瀬監督が、ドライバーとしての契約はできないと。

「レースの結果は、が判断するといったはずだ」と一之瀬監督が説明。

納得できないと次郎が反論。

次郎は「自分には、レースしかないんですと答えました。

「チームスタッフとして働いてみるか」と提案されます。

たまきと目が合いますが、そらされる次郎。

次郎は、立ち入り禁止の張り紙をドアに。
「オレ勝ったじゃん…。」
一之瀬監督に言われたことを考えていました。
すると、葵が入ってきます。
入り口の張り紙を取られた次郎は「取るなよ」と激怒。
明や盛男も「俊太が誘拐されちゃうよ、いなくなっちゃうんだよ」と口々に言います。
園長先生は、みんなに俊太を引き取りたい夫婦がいることを説明。
俊太を良いと言ってくれる人がいることに、園長先生も納得している様子。
「もう帰ってこないの?」という質問。
げんにぃは、「明日から、何度か遊びにいって十分になれてから」と説明します。
園のみんなが、俊太がいなくなってしまうことに寂しさを感じています。
げんにぃは、「俊太に新しい家族ができるのは、嬉しいことだ」と。
みんなの視線は次郎に集まります。
次郎は戸惑いながら反応。
「冷たい…」と子供たちに言われますが、「それどころじゃないんだよ」と。
次郎が外でタバコを吸おうとすると、げんにぃに注意されます。
俊太は、一家心中のたった1人の生き残り。
あなたの心ない言葉が傷つけてしまい、残りの子にも影響があることを意識して、よく考えるように。
と、注意されます。
次郎は「すいませんでした」と謝罪。
そして、今度は『ふりがなつき』の立ち入り禁止の張り紙を貼りました。
「ガキの機嫌とってる暇ねぇんだよ」と言いながら荷物を見つめます。

ともみ先生とげんにぃは風の丘ホームから帰宅。

「レース、見に行ったそうじゃないですか」とげんにぃ。

どうだったか尋ねられ、ともみ先生は「一応本物のレーサーではありました」と返答。

「そんなことより俊太くん大丈夫でしょうか」と心配するともみ先生。

げんにぃは、竹原夫妻を申し分のない人だと言います。

一方、ともみ先生は俊太が嬉しそうじゃなかったと感じたよう。

心配しているともみ先生に、「高校を出たら施設を出ないといけない。早いうちのほうが本人のためになる」というげんにぃ。

さらに「物が自由に買えたり、お金の心配をしなくていいことはすごく大きなことなんですと。

瑛子さんは、俊太のために明日着る洋服にアイロンをかけておいた事を報告。
「あの年ごろの子供には、思い入れがあって。余計なことしたかしら」と。
園長先生は感謝を伝え、瑛子さんを見つめます。
その後、園長先生は子供たちの布団を掛け直しに行きました。
俊太は眠れません。

翌日になり、竹原夫婦がやってきました。

ともみ先生は、俊太を起こしに行きます。

どうやら、俊太がいなくなってしまったとのこと

ちぃねぇは、俊太を探しに次郎の部屋に入ります。

しかし、次郎のところにもいません。

俊太は、次郎の部屋の物置に隠れていました。
「なにやってんだしょんべん小僧」と言う次郎をよそに、俊太はピース。
部屋の外では、みんなが俊太を探しています。
ともみ先生は「どこいっちゃったんだろう」と不安そう。
ほかの子供たちも何事かと部屋から出てきました。
次郎が俊太に「おおごとになってるぞ」と。
早く部屋から出ていくよう、俊太に注意。
しかし、俊太はドアを閉め、閉じこもってしまいます。
どうやら、匿ってほしいみたい。

「庭にもいません」と、ともみ先生が言います。

げんにぃは「まさかとは思いますが、駅の方に行ったんでしょうか」と。

竹原夫妻は、「負担になってるのでは」と心配しています。

園長先生は、頭を抱えて考え込んでしまいました。

そこへ次郎が冷蔵庫からジュースを2本取り出し、部屋に戻っていきます。

部屋にジュース2本を持ってきた次郎。
物置の前に「ジュース持ってきたけど飲むか?」と。
「オレ、巨峰な!おまえ選べねーもんな」と扉の前にみかんジュースを置きました。
ともみ先生がバスを出してくれるよう頼みにきます。
ふと、どうして保育士になったのか次郎は質問。
次に、ジュースの缶を2つ見せながら「人を相手にお仕事をするにしては、鈍いから」と。
ともみ先生は「あなたに言われたくありません!」と部屋から出ていってしまいました。
次に部屋に入ってきたのは美冴。
次郎は、張り紙を指差して「読めねーのかよ!」と怒鳴ります。
しかし、美冴は気にせず「どうする?次郎のせいかもよ。」と口論に。
そこへげんにぃが「なにやってるんだ」と入ってきます。
美冴が次郎にクレームを言っていたと説明。
げんにぃはそんなこと最初から分かっていた、と返答しました。
げんにぃに「6歳の子がいなくなったんだ。よくそんな無責任でいられますね」と非難される次郎。
次郎は、悪者にされたことに頭を抱えます。

バスを出すにあたり「私も行きます」とともみ先生が言いました。

それを、園長先生が止めます。

「あとになればなるほど、出にくくなるんだぞ」と俊太を説得する次郎。
次郎は、「ガキの相手してる場合じゃねぇんだよ」と呟きます。
次郎は扉が開いたことに気づき、「早く出てこい、ほら」と促しますが、扉はパタッと閉まりました。
園長先生が次郎の部屋に入ってきます。
園長先生は「お前には関係ないけど、俊太に会いに来た2人には帰ってもらったから」と。
そして俊太を探し始める園長先生。
次郎が物置を指差します。
園長先生は、立ち入り禁止の張り紙を次郎に渡しました。
「考えたいことがあって」と次郎。
園長先生は、「頭で考えるよりも腹をくくるべき」だと次郎に伝えます。
次郎が腹をくくる方法を尋ねると、園長先生は知らないと返答。
次郎は「こっちだって迷うことあんだよ、簡単に決められないから苦労してるんじゃないかよ」と気持ちを吐き出します。
園長先生は部屋を出ていきました。
次郎は「簡単に腹くくれるか」と呟きます。
ついに俊太がでてきました。
俊太が「僕は、可哀想じゃない」とひとこと。
次郎は俊太を見つめ返します。
ジュースのタブを開けて俊太に手渡す次郎。
次郎が俊太に対して「だったらここから出てって、一発決めようぜ」と提案し、2人で乾杯。

2人で部屋から出ると、俊太は手を広げて次郎に抱っこを求めます。

次郎が俊太を抱えて部屋に入りました。

次郎は俊太を下ろして合図。

俊太は周囲に「ごめんなさい。」と謝りました。

どうしていなくなったのか俊太に聞く春山神父。

次郎は言えと合図を送ります。

「僕、可哀想じゃない!」という俊太。

みんなが、竹原夫妻の言葉を思い出しました。

園長先生が「わかった。新しいお父さんとお母さんについては、考えなおそう」と話します。

俊太は次郎とハイタッチ。

俊太はみんなのもとに向かいます。

美冴と手をつなぎ、葵も手をつないで、皆の輪に戻っていく俊太。

「頑張ったよあいつ。ちびのくせに。」 次郎は立ち入り禁止の紙を破ります。

美冴は、じっと次郎を見つめていました。

次郎がバスを洗っていました。
すると、俊太がやってきて「何してるの?」と聞きます。
洗車をしていることを伝えると、俊太は手伝いたがりました。
次郎は、「よっしゃ、これ使って黒いところ磨いて」と指示。
結局みんなで、洗車することに。
徹や周平もその様子を見ています。
突然「なんで車が動くかわかるか?」と次郎。
車にはプラグという部品があり、そこで燃料が爆発して車が動くと説明します。
子供たちは理解できない様子。
「めんどくさい。ピストンくんやプラグちゃん、タイヤくんが…」と詳しく説明。
しかし、子供たちは口をそろえて「わからない」と。
ともみ先生もやってきて、洗車に参加。
しかしホースを強く握りすぎたため、次郎に水がかかってしまいます。
ともみ先生は「あたし、ちょっとだけよかったと思ってます。」と。
保育士になった理由は単純なことだという、ともみ先生。
それに対し、次郎も「俺もそうかもしれないな」と返答。
子供たちに水をかけられた次郎は、「まじめにやれって言っただろう!」と怒ります。

そんな様子を、げんにぃは複雑な表情で見つめていました。
瑛子さんは、「鳥居先生は正しいと思いますよ。養子にいって幸せになった子もいっぱいいるでしょうから。」とフォロー。
げんにぃも「一瞬の気分じゃなく子供たちの将来を考えるべきだ。」と指摘。
「子供を手放した方は、ただ祈るしかないから」と瑛子さんは一言。
その後、夜ご飯の話題に変わります。
次郎は、びしょ濡れになりながら子供たちと一緒にバスを洗っていました。

次郎は『チーム・イチノセ』へ。

「メカニックの一員として契約してください。」と一之瀬監督に伝えます。

「オレ、もっともっと知りたいんですレースを。」というところで4話は終了しました。

寒咲

俊太、かわいそうだと言われたことが納得いかなかったんですね!
物置に引きこもったの、小さい子らしくてかわいかったです♪

ネタバレ第5話:『僕と君の秘密』

5話は、次郎がメカニックとして契約してもらうところからスタートします。

風の丘ホームでは、葵が幼稚園に行きたくないとだだをこねています。
どうやら、髪止めが壊れてしまったよう。
葵は「いやなことが起こる」と言いますが、優しく説得するちぃねぇ。
ともみ先生が新しい髪留めで意識を逸らしますが、壊れた髪留めじゃないとダメだという葵。
そこへ徹が「葵、無理言うな。これで平気だから」と違う髪止めをつけます。
ともみ先生は「お兄ちゃんには、かなわない」と感心。
バタバタ起きてきて、ちぃねぇに行儀の悪さを注意される次郎。
みんながその様子を見ています。
そして、次郎は「おまえら何もたもたやってるんだ。もう行くぞ!」と急かしました。
次郎は、今日から仕事なので15分早く出ると子供たちに伝えます。
「よかったですね。仕事が決まったそうじゃないですか」とげんにぃ。
「それで何の仕事を?」と続けます。
はぐらかそうとする次郎を遮るように「次郎はレーサーだよ」という子供たち。
次郎は指きりげんまんをしている園長先生と七恵の部屋を通りすぎて、外に出ます。
「いつレースするの?」と聞かれ、次郎は「今週末だったかな」と曖昧に返答。
子供たちは「次郎のレース見に行きたい。連れてって」と頼みます。
そのうちな、と受け流しました。
それを聞いた周平が「期待しないほうがいいですよ。大人の『そのうち』は実行されることはないですから」と言います。
他の子たちは「なにそれ」と不思議そう。

次郎は『チーム・イチノセ』で着替えていました。

たまきに辞めるなら今のうちと忠告されます。

しかし、次郎は「やめられないよ。何もはじまってないじゃないか」と返答。

その後、一之瀬監督が「一から教えてやれ」とテツヤに指示。

次郎は「よろしくお願いします」とテツヤに挨拶しました。

徹は葵と一緒に帰っています。
葵は「お兄ちゃん、何も嫌なこと起こらなかったよ」と嬉しそう。
その時、徹の同級生たちが集まってきました。
掃除をしないで帰ったことを問い詰める同級生たち。
徹は「ごめん、妹の迎えに」と答えます。
「飯田くん」同級生の言葉に、徹は反応。
葵を先に帰します。
「おまえ園部じゃないんだってな」と同級生が言いました。
徹は「いいから行け!」と葵を押し出し、同級生に向かって「余計なこというな!」と叫びます。
同級生は「全部知ってるんだよ、オレ。おまえのおやじ、ほんとは生きてるんだってな。刑務所に…」と。
それを聞き、殴りかかる徹。
その際、メガネが踏まれてしまい、壊れてしまいます。
葵は、その場を離れ、急いで帰ることに。
徹は、殴り合いのケンカに発展してしまいました。

次郎は『チーム・イチノセ』でマシンの作業をしていました。

テツヤが「先輩、これですよ」と次郎に言います。

しかし、次郎は「先輩っていうのやめない?オレここでは、おまえの下だし」と答えました。

そこに比呂人がやってきます。
比呂人が「やっぱり高速コーナーでギアが流れるんだよな」と。
それに対してテツヤは「おかしいですね。サスもリールも問題ないです」と返答。
比呂人は予選までに原因を探っておくように、テツヤに指示します。
そして次郎に「お疲れ様です先輩」と声をかけました。
「光栄です。先輩、元ドライバーにチームに加わってもらえるなんて」と続けます。
次郎は「でもおれ…」と答えながら握手。
比呂人は「焦らないでください。自分のマシンに触るのは、メカニックとして十分経験を積んでからのほうがいいですから」とアドバイス。
そして、「ああ、あまりいいものだと傷つけますよ」と時計を指差し、「時計も、マシンも」と付け加えます。

次郎は怒り、テツヤがそれを押さえます。

次郎が「びびった?」と尋ねると、テツヤは「え?」と反応。

次郎は子供みたいに「あれ、ひっかかっちゃった?」と言います。

テツヤが「いいかげんにしてくださいよ~」返すと、「すいませんでした」と次郎。

そして、時計を外してポケットに入れますが、その顔は悔しそうでした。

その様子をたまきが見ていました。

風の丘ホームでは保護者が園長先生にに詰め寄ります。
「いきなり殴りかかるなんてどういうことですか? どういう教育をしてるのかと」激怒している様子。
園長先生は「理由なく殴るなと言っているんですが」と返答。
保護者は「原因があるということですか? 私たち不安なんです。園部くんのお父さまが刑務所に入っておられると小耳に挟んだんですけど、ご説明願えませんか?」とさらに追及しました。
園長先生は「説明できません」と答えます。
美冴も徹に「なんでそんなことしたの?」と聞いていました。

げんにぃは「みんな部屋にいってくれないか」と子供たちに言います。
「なんで向こうの親来てるの?」「なんで徹は何も言わないの?」と子供たち。
徹はその場を離れようとして部屋を出ていきますが、げんにぃが徹の腕を掴んで止めます。
「あいつら、葵の前で事件のことを言おうとしたんだ」と徹が説明。
「そっか」とげんにぃが応じます。
徹は続けて、「葵は、お父さんもお母さんも事故で亡くなったと思っている」と話しました。

ともみ先生が「葵ちゃん、髪止め直ったよ」と入ってきます。
「よかった」と安心する葵。
ともみ先生が「つけてみようか」と、提案します。

その頃、次郎はホームの入り口で怒っていました。

「なんちゅう止め方してるんだよ!」と白い車の駐車位置に文句を言っています。

次郎は、バスと白い車の間を飛び越え、ホームに入りました。

保護者たちが「孤児院での問題は地域の問題だ」と言います。
園長先生は「地域の問題ってどこが」と反論。

そこに次郎がやってきて、「表の白い車ってそちらのですか」と尋ねます。
しかし、保護者たちは「それどころじゃない」と返答。
さらに保護者たちは、「殴られた者の保護者です」と続けました。
次郎は「知らないよそんなことより早く」と急かします。

葵は髪止めを3つつけて喜んでいます。
一方で、保護者が「職員の方が知らないってどういうことですか?」と問い詰めます。
「うちの子は唇を切ったし、鼻血も出した」と責め立てます。
それに対して、次郎は「鼻血と車は関係ない。早く出してよ」と返します。
保護者たちは「なんて横柄な人なんでしょ」と言いながら、孤児院で見たことがないと指摘します。
その後、保護者たちは車を移動するため外に出ますが、外から中を覗こうとします。
「見えます?」と保護者たち。
次郎は「おいおばさん、ここは孤児院じゃなくて風の丘ホームです。オレは職員じゃなくレーサーです」と説明しました。
それに対して、怒った保護者。
「このままでは済ませませんから」と言い返しました。
次郎は「今どき孤児院って言うか?バカじゃない?」と挑発的に返しました。

その日の夜、風の丘ホームではみんなで食事。

献立はシチューでしたが、いつもと違って静かです。

園長先生だけが席にいません。

保護者からの苦情の電話で、園長先生は対応に追われていました。

「今日のこれ、おいしいですね」と、ともみ先生が言いました。
瑛子さんが隠し味を入れたと言っています。
「はちみつじゃないですか?」とちぃねぇ。
ともみ先生は「みんな、なんだと思う?」と聞きました。
げんにぃが「ヨーグルトですか?」と。
次郎は、首を振ります。

美冴は「わざとらしい」と言いスプーンを置きます。
みんながスプーンを置いた中で、次郎だけは食べ続けていました。

美冴が「ほんとのこと教えてよこのうちではひみつなんてないかと思ってた。学校で言えないことも言えると思ってた。違うの?」と尋ねます。

そんな中「ごちそうさまでした」と言って食器を片付ける次郎。
そして、瑛子さんに「それ、…入ってますよね」とこっそりと聞きます。
瑛子さんは「正解!」と返答。
その後、次郎は「ちょー食った…」と満腹のお腹を抱えながら、出て行きました。

次郎は部屋でメカニック辞典を見ていました。

そこにノックがあり、「もう寝てます」と次郎。

次郎の言葉をよそに、葵が入ってきます。

葵が「しりとりしよう。かめ」と言います。
次郎は「迷惑です。出て行ってください」と返しましたが、葵は「インコ」と続けました。「子供はさっさと寝やがれ」と返答する次郎。
葵は「れ…」と考え込みます。

すると、次郎は「ほら、言えないおまえの負け~」と言いました。
そこへ徹が入ってきて「レーサー」と答えます。
「あ、アイスクリーム」と続ける葵。
次郎は「無理、もうできません。おしまいだ。言っちゃったー負けちゃったー」と言って、徹と葵を部屋から追い出しました。

徹が何かを言いたそうに、次郎の部屋に戻ってきます。
次郎は「なんだよ」と言いながらも、徹の顔をじっと見つめました。
視線の先には、フレームの曲がったメガネ…
次郎は「ん?おぉぉぉぉ・・」と、声をあげます。
徹のメガネを取り、じっと見つめてから「わかったサンキュ」と言いました。

風の丘ホームの外。

「ご説明いただけないので調べさせてもらいました」と保護者たちが集まっていました。

「バスを出せ?」と尋ねる次郎。
ともみ先生は、子供たちをどこかに連れ出したいと頼みます。
次郎は、「オレも今から出るところだけど」と返答。
「みんなを不安な思いさせたくないんです」と、ともみ先生。

次郎が仕事で行くと言うと、ともみ先生は「サーキットへ?サーキットでもいいです。子供たちも喜びます。」と答えます。
「だいたいオレが嫌だっていうのに、ガキ連れて行かなくちゃいけないの」と次郎は不機嫌そうに言いました。

次郎は外にいる保護者たちの横を通ります。

「なんで逃げなきゃいけないの。おばちゃんたちに帰ってもらえばいいのに」と一言。

保護者たちは、「この人ですよ、さっきの失礼な人」と言いながら次郎に顔を近づけます。

その様子を見たげんにぃは笑いをこらえきれなかったよう。

「この人笑いましたよ」と保護者たちはげんにぃに文句を言いました。

「関係ない顔はできないと思います。あなただってホームの一員じゃないですか」と、ともみ先生。
ともみ先生は次郎に頭を下げます。
次郎は「ずりーよ…」と呟きました。

バスの中では、既に子どもたちが待っていました。

「みんな、次郎お兄さんがサーキットに連れて行ってくれるって」と、ともみ先生。
大輔は「ふざけんな!こんな時間に」と反対します。
「時間つぶすだけならファミレスでもいいじゃん」と美冴が提案。
春海は「としくんのとこ行こうかな」と言います。
奈央はサーキットに興味なさそう。
周平は「行く必要ないじゃないか」と言って、ユキエに「あなたも冷静ですね」と話しかけました。

風の丘ホームでは、保護者たちが食堂に集まり、園長先生と話し合いをしています。

保護者が「飯田容疑者が園部くんのお父さんですか?」と問いかけながら、夫が妻を殺害したという記事を差し出しました。
それに対して、園長先生は「答えられません」と、答えることを拒んでいます。
保護者たちが「理事としてどうお考えですか?」と問い詰めると、げんにぃは「事実だったらどうしろというんですか」と。
保護者たちは、園部くんの親に原因があるため、不安定であることを心配している様子。
親の影響が問題だと考えているようですね。

理事の万里夫は「彼はすくすく育っている」と。
しかし、保護者は「だったらどうして暴力をふるったのか」と疑問を投げかけます。
それに対し、園長先生は「ケンカについては謝るが、徹の両親については話すことはない」ときっぱりと答えました。

ともみ先生はバスの中で、サーキットについて話しています。

「サーキットって広くて気持ちいいのよ。次郎兄さんはサーキットにいる時は、意外とかっこいいのよ」と言います。
それに対して「次郎兄さんっていうのやめて。意外ってなんだよ」と不満を漏らす、次郎。
ともみ先生が「普段そんな感じでしょ?」と返します。
次郎は「なんで隣にいるんだよ」と文句。
ともみ先生を後ろの席に追いやりました。
すると、みんなが「次郎兄さんー」と真似をして呼び始めました。

サーキットに到着すると、子供たちは「うわー、広い!」と興奮して飛び出しました。
それを見た次郎は「遊園地じゃない」と注意。
しかし、子供たちは聞きません。
ともみ先生が「邪魔にならないように遊ぼうね」と話します。
次郎は「遊ぶなって!」と叫びました。

次郎は、マシンの側に行くと、腕時計を外します。

そして、外側の部分を取り外しながら、「今直してやるからな」と呟きました。

風の丘ホームでは保護者との会話が続いています。
げんにぃが「転校しろというんですか?」と問いかけると、保護者は「園部くんも居づらいでしょう」と。
しかし、万里夫は「大きくしているのは、あなた方だ」と反論しています。
保護者たちは、わからないことには警戒すると主張し、「黙ってごまかすわけにはいきませんよ」と言っています。

瑛子さんが保護者たちに「それくらいにしたらどうですか?」と声をかけます。
しかし、保護者たちは「お手伝いさんはだまってて」と返しました。
瑛子さんは「調理師です」と訂正。
そして、保護者たちに対して「あなた方は、自分が絶対間違いを起こさないとでも思ってるんですか?」と問いかけ、自分が罪を犯した場合、子供たちが同じ目に遭うかもしれないと警告します。
さらに、保護者たちがここにいると子供たちが帰ってこれないと伝え、お引き取りをお願いしました。

サーキット場で、次郎さんがマシンを修理していました。

そのとき、外から子供たちの騒ぎ声が。

次郎は「大人しくしろっていったじゃないか」と子供たちを叱ります。

そして、「人に見つかったらどうする!」と注意を促します。

子供たちがサーキットで徒競走を始めました。

次郎は、「なに入ってるんだ!マシンが走るところなんだ!土足で走るところじゃない!」と注意。

マシンに駆け寄る子供たちに対して「おいおい!」と声をかけます。
子供たちは、マシンを見て「すげー」と興奮。
次郎が「何勝手に入ってるんだ。さわるな!」と子供たちに注意。
その注意を聞かずに「すごーい」「かっこいいー」と興奮してマシンを見ている子供たち。
次郎は「触るな。」と再び警告します。
サーキットに興味がなさそうだった大輔までも「すげーなー」と見つめています。
ユキエがクマのぬいぐるみを乗せました。
すかさず、次郎が「クマも乗せるなよ」と注意。
ユキエは泣いてしまいました。
「次郎いつも乗ってるの?」「かっこよくない?」といった言葉が飛び交い、みんなが次郎を羨望のまなざしで見つめています。
「音を聞いたらもっとしびれるぞ」と言って、エンジンを噴かせました。
その瞬間、大きな音が響き渡り、みんながその迫力に驚いて耳をふさぎます。
美冴や葵が心配そうに見守っていました。

一方で、比呂人は「気になるのはスタビライザーなんですよね」と専門的な部分を気にしているよう。

たまきは、「完璧主義なんだから」と比呂人に呆れている様子。

比呂人・テツヤ・たまきの3人がサーキット場に向かいます。

サーキット場に人がいることに気づいた3人。

「ちょっと待ってて」とたまきは、状況を確認しに行こうとしているよう。

2人は「なんだなんだ?」と、不思議に思いながらも状況を見守っています。

次郎が「すげーだろ」と自慢げに言っています。
それに対して、「乗せて」「走ってみせてよ」とお願いする子どもたち。
しかし、次郎は「やだ」と断りました。
そして「プロは遊びで走らないの」と続けます。
それに対して盛男は「誰も見てないよ」と。
次郎は「そういう問題じゃなくて、レースは自分との戦いなんだ」と説明。
「大げさに聞えるかもしれないけど」と前置きし、「これに乗って走る時は一人きりなんだ」と言います。
そして、「誰も助けてくれない」と続け、アクセルやブレーキの操作次第で勝敗が決まると説明。
「ひょっとしたら失敗して事故って死ぬかもしれない」レースは非常に危険で、自分の判断が全てだと。
最後に、「こんなドキドキすることないだろう?」と。

そこに比呂人が「おいなにやってるんだ!あんたはオレのマシンに触るなっていったろ!」と怒りながら入ってきました。

「すいません」と次郎は謝ります。

比呂人は、ドライバーでもないのに他の人が自分のマシンに触っていることに対して驚き、怒っている様子。

彼は、もし自分がドライバーだったら、同じようなことをされたら怒るだろうと説明しました。

それに対して「はい、怒ります。すいませんでした」と謝り続ける次郎。

その後、比呂人が盛男に対して殴ろうとしたところを、次郎がとっさにかばいます。

子供たちはサーキット場から出されることに。

比呂人は、信頼できないスタッフには任せられないと言い、監督に伝えるように指示しています。

テツヤは「比呂人さん、自分がやります」と申し出ました。

すると、マシンがすでに直っていたため、「あれ?直ってる。先輩。」とテツヤは驚いた様子。

比呂人が「帰るぞ」と言いました。

「どうしてわかったんだよ。メカニックをやった人でもわからなかったのに」と驚くテツヤ。

比呂人は「コースで走ったやつしかわからない」と答えました。

サーキットの走行経験があるからこそ、問題点を察知できたのでしょう。

みんなはバスに戻ることになりました。
次郎は「片付けてくるから」と言って、ピットに戻ろうとします。
明が「嘘つき」と非難。
すると、次郎は「嘘つきはおまえだろ」と反論。
「次郎だろ」とさらに反論する明。
「オレはついてないよ」と強調する次郎。
ユキエが「レーサーって言ったのに」と言いました。
すると、次郎は「レーサーは休業中で勉強してるの」と説明します。
「言い訳じゃん」と突っ込む春海。
そして、奈央が「くだらない見栄はって、かっこわるい」と指摘。
周平も「嘘をついたのは事実じゃないですか」と厳しく言います。
最後に、大輔が「あきれるな」と呆れた様子。
子供たちの失望した空気に、ともみ先生が「深い理由が」と次郎をかばおうとします。
しかし、次郎はあっさりと「ないよ」と答えます。
そして「はいそうです。嘘ついたんです、見栄張ったんです、かっこつけたんです。」
「人間なんだから嘘くらいついたっていいじゃないか」
「シチューのように知らないことでもうまいことがある。」と続けました。
「逃げるのかよ」と責める子供たち。
「うるせーんだよ」とキレる次郎。
「ほんとのこと言いたくても言えない時ってあるんだよ! 家族にだって言えねーことってあるんだよ!」と、気持ちを吐き出します。
そして、「ごめん、ごめんなさい」と頭を下げて謝りました。
その後、気持ちを切り替えるかのように「じゃ、行ってくるから」と言ってピットに戻っていきます。

ともみ先生は、「あの、すいません私が無理に連れてきてもらったから」と謝罪。

次郎はそのことを気にせず、「そんなのどうでもいいから」と返答しました。

そして、「次郎兄さんっていうのだけやめてくれる?」と頼みます。

ともみ先生が「みんなとりあえず乗ってましょう、ね。」とバスに乗ることを提案。
しかし、葵は「次郎呼んでくる」と言って、次郎を探しに行こうとします。
「まって葵ちゃん」と止めようとするともみ先生。
葵は「一人で行く!」と走って行ってしまいました。

ともみ先生は「じゃ、みんな乗ってよう」と言って、皆にバスに乗るように促します。
徹はバスに乗りません。
「徹くん?」と、ともみ先生。
徹は、メガネを外しながら「ごめん、だまってて」と言います。
続けて、「僕と葵のお父さんは・・」と。
「もういいよ」と大輔が言います。
春海も「ほんとにいいよ。何もいわなくて」と続けます。
美冴は「徹、ごめんね。無理に聞いて、もう聞かない。ごめんなさい」と謝りました。
他の子どもたちも「ごめんなさい」と謝ります。
次郎の一件で、言いたいけれど言えないことがあると、みんなが気づいたんですね。
徹は、「葵が小さかったから、何も知らないんだ。僕はどんなに苦しくてもいいんだ。でも、葵だけは守らなきゃいけない。どんなことをしてでも守っていくんだ」と言いました。
ともみ先生は「徹くん、わかってるよ」と応じます。
「みんなもわかってる。ね?」と続けるともみ先生。
盛男が「そこ、徹兄ちゃんと葵ちゃんの席」と指摘しました。
これにより、みんなは座席をずらして、徹と葵のために席を空けます。

ピット内では次郎はマシンの近くにいました。

葵が次郎に声をかけて、「怒られたの?大丈夫?」と心配しました。
次郎は「ああ」と葵に返答。
「まあ、人間いろいろあるよ」と言う葵。
「だよな」と苦笑いしながら次郎は答えます。
「ね、次郎、私も嘘ついてたんだ」と葵が告げました。

葵を追いかけてきた、ともみ先生がシャッターの向こう側に。

ともみ先生がいることに気づかない葵と次郎は、会話を続けます。
「教えてあげようか。私知ってるんだよ」と葵。
彼女は、「ママが事故で死んだんじゃないことも、パパが生きていることも知っている」と続けました。
みんな、葵が小さかったから隠していたのですが、テレビで知ってしまったのです。
葵は「でも、ずっと知らないままにするの。私。」と続けました。
「なんで?」と次郎。
「だって、お兄ちゃんに心配かけたくないもん」と葵は理由を説明。
次郎は、「そっか」と言いました。
「お兄ちゃん、可哀想だから」と言う葵。

陰で聞いていたともみ先生は、涙が溢れてきてしまいました。

次郎は、「なぁ、おまえいい女になるかもな」と言いました。
葵は「ほんと?」と嬉しそう。
次郎は「よし、行くぞ、ほら」と言い、シャッターを閉めます。

次郎と腕を組む葵。
次郎は「なんだよ」と言います。
「いい女になるって言ったじゃん」と葵。
それに対して次郎は「10年早えーよ バカ」と笑いながら答えました。

ともみ先生がシャッターの隅にいることに気づいた次郎。

「え?なんで泣いてるの?」と尋ねました。

ともみ先生は「いえ…」と、焦って涙を拭きます。

葵がともみ先生に髪止めを渡しました。

「ともみ先生、これをあげるよ」と。

ともみ先生が「え?」と驚きます。

葵は「これをつけると恋人ができるよ」と続けました。

それに対してともみ先生が「ほんと?」と尋ねます。

すると、葵は「どうかな」と微笑みながら答えました。

そのやり取りを見て、次郎は苦笑しています。

「次郎、後はお願いね」とバスに戻ってしまう葵。

それに対して次郎は「は?まて…」と焦っています。

ともみ先生はまだ泣き止みません。

風の丘ホームでは、やっと保護者たちが帰りました。
園長先生がげんにぃに「おつかれさん」と声をかけます。
それに対してげんにぃは「これで済むといいですね」と返します。
しかし、園長先生は「終わらないだろうな」と心配している様子。
げんにぃは「そうですね、お疲れ様でした」と答え、帰宅していきました。

万里夫は園長先生の背中を見つめています。

ちぃねぇが「助かりました」と瑛子さんに感謝の言葉を。
瑛子さんは「私もえらそうなこと言えた立場じゃないのにね」と言いました。
続けて「過去に子供を手放したことがある」と明かします。
ちぃねぇは「なんとなくそうじゃないかと思ってました」と返答。
2人は「誰でも、人に言えないことってあるんですよね」と笑いあいました。

次郎は戸締りをし、時計をはめると、「いつまで泣いてるんだよ」と先生に声をかけます。

ともみ先生は涙を拭き、次郎と2人でバスに戻りました。

バスの中では、葵が「来た!」と言い、みんなが一斉に寝たふり。

子供たちを起こさないように、そーっとバスに入る2人。

次郎が「もう寝ちゃってるから」と、ともみ先生を安心させます。

ともみ先生は「大丈夫」と答えました。

葵と徹は寄り添って眠っていました。

その様子を見て、ともみ先生はまた泣きそうになります。

ともみ先生が前に戻ってきたとき、次郎は荷物をどかして彼女を助手席に座らせます。

「いいんですか?」と、ともみ先生。

「涙をこらえて笑ってる人は
きれいなものでしょうね」

次郎が小声で歌います。

しかし「なんですかそれ」と曲を知らない様子のともみ先生。

「知らないの?わかってねーな」

次郎は歌うのをやめ、真剣な表情でともみ先生を見つめました。

「ともみ先生」
そういうと、次郎はバックミラーを見ながら、子供たちの名前を順に呼びます。
「必ずドライバーに復帰してもう一度表彰台にのぼる」と約束。
ともみ先生と「指切り」をしようと小指を差し出す次郎。
ともみ先生は「どうでしょうか」と言いつつも、応えるように小指を絡ませました。

エンジンがかかる音が、これからの新たなスタートを象徴しているようですね。

俊太と目が合ったともみ先生。
俊太「しーっ」と人差し指を口に当てます。
明は、親指を立ててグッドサイン。
寝たふりをしながらも、大輔と周平は笑い合っていました。
ユキエや盛男、美冴も同じように寝たふりをして、ちゃんと聞いていたんです。
次郎が「あ、やっべ、消し忘れちゃった」とバスを降りて、ライトを全部消しました。

ここでエンドロールが流れ、5話は終了します。

寒咲

エンジンの中でも大好きな回♪

葵ちゃん、すごく大人っぽくてかわいいんだよね!

ネタバレ第6話:『17歳の花嫁』

次郎がメカニックの仕事をしているところから、6話がスタート。

次郎は「コーナーでフロントがうまく入っていない」と指摘します。

一方、テツヤは「直線でのスピードが伸びない」と説明。

テツヤは、メカニックとしてトータルのラップタイムを重視しているよう。

このやり取りを見た一之瀬監督。

「お前はメカニックとして雇われたんだから、ドライバーのように振る舞うな」と次郎に注意。

さらにテツヤには「次郎を先輩扱いするな。実際にはお前の方が先輩だ」と言いました。

たまきは、そんな次郎の様子をこっそり見ていました。

万里夫は脚立に上って、マリア像の顔を拭いていました。
そのとき、春海が「ここで結婚式ができるの?」と尋ねました。
万里夫は「教会ですからね」と答えます。
「何が必要なの?」と聞く春海。
万里夫は、「神の前で誓いを立てる気持ちさえあれば何も要りません」と説明しました。
どうして急に質問してきたのか気になった万里夫は「どうして?」と春海に聞きます。
春海が「神父さんが好きだから」冗談っぽく答えます。
しかし、本気に捉えてしまった様子の万里夫。
驚いて「私は神に仕える身なので、一生結婚はできませんよ」と慌てました。

そこにやってきた瑛子さん。
「神父さんが結婚できないなんて初めて知りました」と会話に混ざります。
万里夫はさらに慌てて「聖職を捨てれば結婚はできるのですが…」と補足しました。
その後、万里夫がよろけたところを瑛子さんが支えます。
瑛子さんは「お気をつけて」と言いながら歩いていきました。

チーム・イチノセでは、「なかなか慣れないわね」とたまき。

次郎は「そんなことないよ。エンジョイさせてもらってるし」と前向きな気持ち。

たまきは「レグルスの研究所に行ってみる気はない?」と次郎に提案します。

レグルスは新しいマシンのデータを取るためのテストドライバーを探しているそう。

契約金もかなり高額な2000万円とされています。

たまきは「レグルスは本気でかけている。5年契約で契約金もはずむみたい」と説明。

「明日、レグルスの担当者が面接してくれるから、詳しいことはそこで聞いて」と言います。

しかし、次郎は「オレ、レースにこだわってるから」と返答。

そして「今ドライバーの契約をしたら、二度と表彰台に上がることは無理でしょ」と続けました。

「ドライバーを引退してメカニックになる人はいるけど、そこからまたドライバーに復帰する人はいないわ」と現実的な意見のたまき。

「監督がどういうつもりであなたをメカニックにしたのか知らないけど、もう走らせるつもりはないんじゃないかしら」と付け加えます。

たまきは最後に「例えレースに出なくても、テストドライバーはドライバーよ。」

「あなたが一番生き生きしているのは、ハンドルを握っている時だわ」と、次郎の才能を評価しました。

ともみ先生は、レンタルビデオ店で待ち伏せ。
お店から出てきた女の子が「見てみて、おんなじポーズだね」と話しています。
ともみ先生は、お店に貼られていたポスターと同じ格好をして立っていたのでした。

そこに通りかかった次郎。
「先生、なにやってるの?」と声をかけると、女の子は「先生?ありえなーい」と驚きました。
ともみ先生は慌てて「大きい声で先生って言わないでください」とバスに乗りました。
「先生じゃん」と言う次郎。

次郎は「もう戻るんでしょ?いくよ」と言うと、名残惜しそうなともみ先生。
次郎が「借りるの?」と、ポスターと同じ銃を撃つポーズをしました。

ともみ先生は「待ってください。迷うことだってあるじゃないですか」と言います。
それを聞き、次郎は「そりゃそうだけど」とバスのエンジンを止めました。

ともみ先生は「いきなり結婚したいって言うんです」と。
ともみ先生の突然の言葉に「は?」と驚く次郎。
「あきらめてもらおうと彼のバイト先まで来てみたんですけど」と、ともみ先生。
次郎は「別にあきらめさせる必要はないんじゃないの?お受けしたら?」と提案。
お相手は21歳の大学生だそうです。
次郎は「じゃあ、養ってあげればいいじゃん。結婚したいって年下の大学生に言われてるんでしょ?」と説得してみます。
ともみ先生は「私じゃありません。春海ちゃんです」と説明しました。
ずっと、ともみ先生の話だと思って聞いていた次郎。
「先に言えよ」と驚いていました。

風の丘ホームでの夕食。

春海が突然「私、結婚することにした」と告げました。

彼女はアパートが決まったらすぐに出て行く予定とのこと。

春海は「園長先生、みんなお世話になりました」と感謝の気持ちを述べました。
子供たちは「えー、行っちゃうのー?」と驚きます。
げんにぃは「高校生が何言ってるんだ」と驚きを隠せません。
彼女の結婚相手は高橋トシヤ(としくん)だそう。
彼の父親は大きな会社に勤めていて、駅前のビデオ屋で知り合ったとのことです。
「結婚って?」と俊太。
次郎が「同じところに住んでハグしたり、子供作ったりすることだよ」と説明。
ともみ先生が「学校はどうするの?卒業まであと1年もあるのよ」と次郎の言葉を遮ります。
春海は「退学する。勉強好きじゃないし」と答えました。
ともみ先生は「そんな一時の感情で、せっかく通っていたのに」と説得しようとします。
しかし、春海は「一緒に暮らしたいんだもん」と強く主張しました。
ちぃねぇは「どうやって生活するつもりなの?」と尋ねると、春海は「としくんがバイトするって言ってる」と返答。
そして「21歳と17歳だったら法律的に許されるでしょ?」と続けました。
しかし、園長先生は「法律で許されても未成年だ」と指摘します。
春海は「じゃ、どうすればいいの?」と。
そこで、園長先生が「一度としくんを連れておいで。お母さんに相談しないと」と提案。
春海は「明日、バイト抜けてきてもらう。早くみんなに見せたいし」と張り切ります。
風の丘ホームの職員たちは難しい顔。
彼女は最後に「なんで深刻な顔するの?私、好きな人と一緒になるんだよ。幸せになるんだよ。もっと喜んでよ」と言います。
その場で唯一、次郎だけが「おめでとう」と祝福の言葉をかけました。

次郎が部屋に戻ると、カンカンに怒ったちぃねぇが入ってきました。

ちぃねぇは次郎に対して、「どういうつもりよ。無責任に『おめでとう』とか言わないでよ。相手が変な人だったらどうするの?」と厳しく問い詰めました。
次郎は「いいじゃん、おめでとうって言うくらい」と軽く返します。
「簡単じゃないのよ。結婚で失敗するとすごく傷つくんだから」と真剣に話すちぃねぇ。
それに対して、次郎が「さすが経験者…」と茶化します。
ちぃねぇは「ちゃかさないの。夢を見ているときは楽しいけど、いつかは現実にぶつかるのよ。悲しい思いをするのは本人だから」と続けました。
どうやらこの言葉は、次郎にも向けているよう。
しっかり現実と向き合うよう促しました。
さらに「まだあきらめてないんでしょ?レース。そろそろお尻据えなさいよ。いつまでも夢追わないで、身の丈に合うことしたほうがいいよ」と。
次郎に現実を見据えるように言い、部屋を出ていきます。
残された次郎は、契約書を見ながら「あきらめるのは、いつだってできるんだ」とつぶやきました。

風の丘ホームの職員室では、先生たちが話し合っていました。

げんにぃが「どうしますか園長」と尋ねます。

園長先生は「高校くらい卒業して欲しいな」と答えました。

「結婚して中退するなんて、またあれこれ言われかねない」と心配するげんにぃ。

ともみ先生も「でもどうやって?」と戸惑いを見せます。

それに対してげんにぃは「経験上、正攻法がいい。春海に言って聞かせましょう。卒業するまで結婚なんかダメだって」と。

美冴は春海に結婚を急ぐ理由を尋ねます。
「なんでこんなに急なの?卒業してからでもいいじゃん」と心配している様子。
春海は「すぐに一緒になりたいの。この先、好きになれる人がいないかもしれない」と返答。
美冴は「あることないこと言われるよ。私たちも言われちゃうかもしれないんだよ」と。
それに対し「何も悪いことしてないじゃん。としくんを好きになっただけだもん」と、春海は自分の気持ちを正直に伝えました。

先生たちの話し合いはまだ続いています。

ともみ先生は、「女の子は反対されると逆に燃え上がって、意地になって駆け落ちなんかしてしまうのでは」と心配します。

それに対し、げんにぃが「それは、あなたの経験上ですか?」と尋ねました。

「そうではありません」と否定するともみ先生。

げんにぃは「最近、子供たちの様子が乱れているから、いい機会かもしれません」と言います。

園長先生が「そのしんちゃんに会ってみましょう」と提案。

すると、げんにぃが「としくんです」と訂正しました。

園長先生も「としくんに会ってみよう」と言い直します。

しかし「僕には、引っ込みがつかなくなるのではと思うんですがね」と心配そうなげんにぃ。

最後に園長先生は、「なぁに、春海だけに男女のことはうまくいかないと思うな。経験上…」と締めくくりました。

大輔は春海のことを心配して声をかけます。
「おまえ、大丈夫か?いろんな男がいるから」と優しく問いかけます。
しかし、春海は自信を持って「大丈夫だよ。私、見る目があるんだから」と答えました。

先生たちが話し合っている間、七恵を見ていた瑛子さん。

「大変ですね」と園長先生に話しかけます。

園長先生は「女の子は大胆ですから」と。

瑛子さんは「誰でも一度は結婚に憧れるものです」と話し始めました。

そして、何か話したいことがあるよう。

そのとき、七恵がジュースをこぼしてしまいました。

「何ですか?お話って」と園長先生に尋ねられた瑛子さん。

「また今度にします」とその話を後にすることにしました。

春海は、としくんと電話で話しています。
「みんなに話しちゃった。結構騒ぎになったよ。明日、来てくれるよね。たぶんママも来ると思う。ありがとう、愛してる。じゃあね」と言って電話を切ります。
近くで、歯を磨いていた次郎。

春海は次郎に「さっきはありがとう。次郎がおめでとうって言ってくれてうれしかった」と感謝の気持ちを伝えました。
そして「私、幸せになれるかな?」と不安を口にします。
次郎は「なれんじゃないの?わからないけど」と返します。
すると春海は、次郎に抱きついてしまうのでした。

突然「ゴホンゴホン」と咳払いが聞こえました。
げんにぃがその様子を見ていたのです。
春海は少し気まずそうに「おやすみなさい」と言って、部屋へ戻っていきました。

次郎が「おやすみなさい」と挨拶をした後、げんにぃに止められました。

げんにぃは次郎に「春海をけしかけないでください」と注意します。

次郎は「してません」と返答。

ですが、げんにぃは「無責任な態度や自由奔放な行動が、子供たちを間違った方向に導いている」と指摘します。

そして、「あなたの人格を否定するわけじゃないですけど、自由を履き違えると取り返しがつかなくなるから、大人としての自覚や行動を心がけてほしい」と強く言い、いなくなってしまいました。

残された次郎は「十分否定してるよ」と反発気味に呟くのでした。

次の日になり、春海の母親が風の丘ホームに訪れました。
「結婚ってどういうことですか?あなたたちの仕事は、預かった子供の監督をすることじゃないんですか?」と娘の結婚について怒りをあらわにします。
春海が高校もろくに通わず結婚することに対して将来がめちゃくちゃになると心配しているよう。
げんにぃは「監督不行き届きでした」と謝罪します。
ですが、春海は「私は幸せになるんだから」と反論。

すると「生意気なことを言わないで。結婚しても幸せになれないのよ」と母親は春海を叩きます。
そして「ママを見ててそんなこともわからないの?」と続けました。
春海は「としくんはまじめで私を大事にしてくれる」と主張します。
が、母親は「だったら、見せてもらおうじゃないの」と冷たく返し、としくんを連れてくるように促しました。
迎えに行こうと、部屋を出る春海。
母親は「灰皿はないんですか」と尋ねますが、ちぃねぇが「ありません」と答えました。

次郎は部屋で雇用契約書を見ていました。

それをカバンにしまい、出かける準備を始めます。

すると、春海の彼氏がもうすぐ来ると子供たち。

次郎は「男に興味ないの。じゃまー」と冷たく返し、その場を離れようとします。

子供たちが「次郎、待ってよ」と引き止めます。

次郎は「たまには、殿とかつけろ」と冗談めかして返します。

それに対し、葵は「次郎なのー」と改めて言いました。

次郎は外出する途中で、たまきの「レースに出なくても、テストライバーもドライバーよ。あなたが一番生き生きしてるのは、ハンドルを握っているときだわ」という言葉を思い出します。

バスのエンジンをかけ、出かけようとしている次郎。

出ようとしたバスに春海が飛び乗ります。
春海は次郎に「駅まで連れてって」と頼みました。
次郎は「よしくん来るんじゃないの?」と返します。
春海は「としくんだって」と訂正。
そして「としくんと携帯が繋がらない。何かあったかもしれないから駅まで連れて行って欲しい」と春海は頼みます。
次郎は「だったらドア締めろ」と言い、春海を連れて行くことにしました。

その様子を、大輔が遠くから見ていました。

春海の母は「どうなってるの?遅いわね」と不満がたまっている様子。
それに対して「どういう意味ですか?」と尋ねるともみ先生。
母は「ハタチやそこらの男が本気で結婚を考えるわけがない、だまされてるのよ」と春海が騙されている可能性を示唆します。
しかし、ともみ先生は「春海ちゃんは本気で結婚したいって言ってました。信じてください」と説得しました。
その言葉に母は「結婚を押しかけているの?」と。
ともみ先生は「無理に引き裂かない方がいい、せめて卒業するまでは待つべきです」と提案します。
それに対し、母は「男で苦労したことがない人に何がわかるっていうのよ」と反論しました。

次郎は春海をビデオ屋に連れて行きました。

バスから飛び降りるように、ビデオ屋に入った春海。
「としくん、高橋さんはどこ?」とビデオ屋の店員に尋ねます。
店員は「さあ」と。
春海は、店内を探しましたが見つかりません。

春海は不安そうに「ねえどうしよう、次郎」とバスに戻りました。
「ちょっと待って。いないの?とねくんいないの?」と次郎。
「いないの。家にも携帯にもつながらないの。事故にでもあったのかな」と心配する春海。
「知らないよ」と次郎は冷静に答えます。
「じゃあ病気かな…心臓麻痺かな」とさらに心配します。
次郎は「21歳でそんなことにはならないでしょ」と否定しました。
「としくんが死んだらどうしよう」と春海。
「死なないよ。俺、もう行くから」と言って、次郎はその場を去ろうとします。

時間を見つけて追記していきます。

ネタバレ第7話:『ホーム解散!』

時間を見つけて追記していきます。

ネタバレ第8話:『バイバイ次郎』

時間を見つけて追記していきます。

ネタバレ第9話:『イチかバチか』

時間を見つけて追記していきます。

ネタバレ第10話:『ラストラン』

時間を見つけて追記していきます。

ネタバレ第11話:『ウイニングラン』(最終回)

時間を見つけて追記していきます。

ドラマ・エンジン視聴者の感想

当時、リアルタイムで見ていた視聴者のリアルな声もまとめてみした。

ここではSNSでのユーザーの投稿を見ていきましょう。

視聴者

久々にキムタクのエンジン見てるなう。
もうレーシングドラマ無いだろうナ

視聴者

今思ったらキムタクさん主演の「エンジン」って、堺さんやら、松坂桃李夫人の戸田恵梨香さんやら、半沢1期で共演された中島裕翔君やら出てたのよね

視聴者

キムタクのエンジンってドラマ定期的に観るんだけど何十回観ても泣ける

堺雅人さんが出演していたことに驚きを隠せませんでした。

大人だけでなく、子役として出演していた人たちも、豪華。

いかにキムタクのドラマが視聴率取れてたかわかりますね!

木村拓哉さん主演ドラマ『エンジン』全話ネタバレ!まとめ

「木村拓哉さん主演ドラマ『エンジン』全話ネタバレ!」

こちらをご紹介しました。

エンジンは2005年に放送された木村拓哉さん主演のドラマ。

「Believe-君にかける橋-」が注目を集めている中、同じ脚本家とのタッグなのでぜひ見てほしい作品の1つ。

元F1レーサーと、問題のある子供たちとのやり取り。

どことなくGTOを彷彿とさせてくれる内容となっています。

内容が濃すぎて、長文になってしまったことだけは謝罪させてください(笑)

木村拓哉さんの過去作を見ながら、次回作を待ちましょう。

ということで「木村拓哉さん主演ドラマ『エンジン』全話ネタバレ!」

最後までご覧いただきありがとうございました。

寒咲

コスメやスキンケアが大好きな32歳。 格安ショッピングサイト:3割:ドラマ:3割:アニメ・ライブ情報:2割:その他2割くらいで気になったことを徹底的に調べて解説しています。